男性型脱毛症より多い「円形脱毛症」
病院へ受診する薄毛のタイプは男性型脱毛症よりも円形脱毛症の方が多い
薄毛に悩む人の多くは「男性型脱毛症」だと思っていたのですが、どうやらそうではないみたいです。皮膚、毛髪再生医学の板見智医師の著書「専門医が語る毛髪科学最前線」には以下のように書かれていました。
「円形脱毛症という病名は非常に有名です。実際、阪大病院では男性型脱毛症よりも受診される患者さんが多い脱毛症」
徐々に薄くなる男性型脱毛症はある意味「運命」として受け入れられる傾向がありますが、一部、若しくは広範囲にわたり抜け落ちる円形脱毛症は明らかに異常であり、「病気」とリンクしている可能性があるということが一般的に知れ渡っているのもその原因の一つでしょう。
アメリカの円形脱毛症患者の会(NAAF)が発行したフライヤーにはこのように書かれていました。
「円形脱毛症は命に関わる病気ではありませんが、人生が変わってしまう病気です」