糖質の摂りすぎは薄毛の原因?
砂糖を摂りすぎると薄毛になる?
健康や美容には必ずと言って「食べ物」が関わってきます。ここ最近では、ライザップという“理想の体を作る”プライベートジムがメジャーですね。
ライザップではトレーニングはもちろん、それ以上に重要視されるているのが「食事制限」です。テレビや雑誌などで紹介されていますので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、基本は高タンパク低糖質です。
僕は過去に「栄養療法」という糖質を制限した(徹底的に排除した)食事を1年続けましたが、体重は何もせずに1ヶ月で5kgも減り、体は軽く風邪なども一切ひかなくなりました。
しかし、糖質制限がまさか薄毛にも効果があるなんて知りませんでした。
食事の栄養と体を構成する主成分のバランス
人間の体の成分比率と、食事の利用バランスを比較すると以下の表になります。
成分 | 人体を構成する主成分(水分を除く) | 食事の栄養 |
---|---|---|
たんぱく質 | 約46% | 約16% |
脂質 | 約43% | 約11% |
ミネラル | 約11% | 約5% |
糖質 | 約1% | 約68% |
参考:藤田紘一郎著「55歳でハゲた私が76歳でフサフサになった理由」より
摂取する食事と体を構成する成分とのバランスが全く取れていないことがわかりますね。
糖質は、たんぱく質と結びつくことで老化の原因となる悪玉物質を大量の生成します。細胞をつなぎとめるコラーゲンにこの悪玉物質が進行すると、シワは増え、シミやソバカスが目立つようになります。
そして行く末は「認知症」など、命に関わる大病につながります。
薄毛も糖質による悪玉物質の影響が関係します
髪を作り出す頭皮にも悪玉物質が影響すると、水分、栄養ともに行き届かなくなります。
髪の毛の成分の8割は、ケラチンというたんぱく質で成り立っていますので、薄毛の髪が細くコシがないのは、糖質による悪玉物質が髪(頭皮)の老化促進の原因だからです。
まずはお米を玄米に変えるところから始めよう!
いきなり食事から糖質を取り除くというのは難しいことです。外食すれば必ずお米かパンが付いてきますし、お弁当を作る、買うにしても半分近くはお米が占領しているのではないでしょうか?
パスタやラーメンなんて小麦粉なので取り除くなんて考えられませんね。
そこで、まずはお米に玄米の割合を増やしてみることから始めてみましょう。玄米は白米に比べ食物繊維が多く、血糖値を緩やかにあげるので糖質制限の第一歩にはもってこいです。
僕はすっかり慣れましたが、いきなり玄米だけでは抵抗があると思うので、白米半分、玄米半分にするなどで食べやすくし、徐々に玄米の割合を増やしていくことがおすすめです。