降圧剤は薄毛の原因になる可能性がある!
切っても切れない薬が薄毛の原因?
年をとると必ずと言って「降圧剤」を服用するようになります。僕の祖母も大量の降圧剤を処方されていました。
「逆にこれって体に悪くないの?」
と疑問に思うほどの降圧剤の量が不思議でたまりませんでした。
しかも、「血圧が高くなる原因はほとんど分かっていない」というから驚きです。これだけ医療が発達しているのに、未だに高血圧の90%が分かっていません。
「生活習慣」や「遺伝」などが原因の可能性としてあげらるようですが、まるで薄毛の原因にも似ている気がします。
そしてよく分かっていない症状に対してたくさん処方されるよくわからない薬。これが薄毛の原因かもしれません。
降圧剤は多種多様でも薄毛の原因に?
降圧剤と言っても一種類だということではありません。それは、血圧を上げるために体の中で起こる現象が複数にわたるからです。そして、その複数ある降圧剤が薄毛の原因になっているかもしれません。
ここでは降圧剤を、以下のカテゴリーに分け、その効果と薄毛の原因の可能性がある薬をご紹介します。
- α遮断剤
- β遮断剤
- ACE阻害剤
- Ca拮抗剤
α遮断剤
血管の収縮は、「α受容体」と交感神経の伝達物質「ノルアドレナリン」が結合して引き起こします。この結合を阻止して血管の収縮を抑制、血管を広げて血圧を低下させます。
- ドキサゾシンなど
β遮断剤
α遮断剤とは違い、「ノルアドレナリン」と「β受容体」との結合を妨げ、心臓の心拍数を減らすことで血圧を下げる薬です。
- ベタキソロール
- プロプラノロール
- メトプロロール
- アロチノロールなど
ACE阻害剤
血管の収縮、腎臓でのナトリウム及び水分の排出を抑制して血液量を増量するなど、血圧を調節する物質「アンジオテンシンⅡ」の生成に必要な「アンジオテンシン変換酵素(ACE)」を阻害し、血管を拡張。血圧を低下させます。
- エナラプリル
- イミダプリルなど
Ca拮抗剤
動 脈の血管壁にある、「平滑筋細胞」でできた層があります。この平滑筋細胞の収縮により、血管を細くして血圧を上げるという働きをします。この平滑筋の収縮 には、カルシウム(Ca)イオンが流れ込むことが影響していることが分かっています。Ca拮抗剤は、カルシウムイオンが通過する「カルシウムチャンネル」 を塞ぎ、平滑筋細胞の動きを抑制して血管を広げて血圧を下げます。
- アムロジピンなど
薄毛と命では命が大事!
ご紹介した中であなたが現在服用している薬があったとしてもやめるわけにはいきませんよね?だって命に関わりますから。
薄毛と天秤にかけるまでもありません。
他に降圧剤があるとしても、医師に相談すれば
「はぁ!?」
と強めに聞き返される可能性が非常に高いです。ですので、薄毛の改善には他の方法を考えることをお勧めします。