猫毛は薄毛になりやすいの?
髪が細くてボリュームが少ない猫毛は薄毛になりやすい?
髪質は人それぞれですね。硬くて剣山のように真っ直ぐに伸びている直毛の人もいれば、柔らかくしなやかな髪質の人もいます。そして細くてボリュームが少ないものを「猫毛」なんていいますよね。
もともとの髪質はどうしようもないことですが、この猫毛の人が薄毛になりやすいとしたらどうでしょうか?ちなみに薄毛に悩む僕は猫毛です。
猫毛と薄毛の関係についてご紹介します。
そもそも猫毛ってなに?
猫毛とはなんとなく猫っぽい髪質のことなんだろうなと漠然と想像できますが、具体的にはどんな髪質のことを言うのでしょうか?
日本人の髪の太さは、0.05から0.15ミリの間が多く、猫毛と言われる髪の太さは0.06ミリ以下のことを言います。
細くてハリやボリュームを出すためのコシなども少ない髪質のため、男性はもちろん女性もコンプレックスに思っている人は少なくありません。
猫毛の人とそうでない人の違いは?
上記に書いた通り、髪の太さがその違いではありますが、具体的にはコルテックスの量が少ないのも特徴です。
コルテックスとは、髪を構成する3つの層、内側から
- メデュラ
- コルテックス
- キューティクル
と2つ目の層で、髪の太さを決定づけるものです。その量は、髪の85%から90%と大部分を占めています。
猫毛になる原因は?
猫毛になるのは3つの原因が考えられます。
- 遺伝
- 加齢
- 生活習慣
遺伝が猫毛の原因
生まれつき薄毛ということはなんらかの疾患を抱えていない限りありません。しかし猫毛は生まれつきというケースも少なくありません。いわば遺伝ですね。ちなみに僕も生まれつき猫毛でクルクルしていました。子どもの頃はかわいいと言われたものですけどね。
加齢が猫毛の原因
髪の毛は、男性が20歳、女性が35歳をピークに細くなっていくと言われています。その原因は細胞が加齢により衰えて、髪を作り出す力が弱まるためです。遺伝と同じようにある程度は自然の流れでもあるので、いくら対策を行っても止めることはできません。
生活習慣が猫毛の原因
適度な運動や、良質な睡眠は当然ですが、1番おろそかになりやすくかつ重要なのは「食事」です。
やはり、脂っこいもの、糖質の高いものなど、ファストフードなどは栄養が偏ります。
こちらの記事でも書きましたが、髪を構成する要素はアミノ酸(たんぱく質)によるのものです。牛、鳥、豚、魚などの動物性たんぱく質や、大豆などの植物性たんぱく質の摂取は必須ではありますが、それ以外にも、髪を作り出す亜鉛などのミネラルや、ビタミンなども必要です。
要は、バランス良く食事を摂る必要があるということです。
薄毛の原因と似ている猫毛の原因
上記3つの猫毛になる原因は、「遺伝」以外そのまま薄毛へと流れるものでもあります。後天的な猫毛は薄毛の前兆だということですね。
薄毛対策が猫毛対策にもなり得ますので、薄毛の対策をしっかりやりましょう!