薄毛は同性にだってバレたくない
薄毛は同性にもバレたくないという心理
男性に薄毛多いといっても、結局のところ同性である男性でも薄毛であることに気づかれたくない。というのが薄毛に悩む人の心理です。かく言う僕も同じく男性にもできるだけバレないように過ごしていました。
なぜ、バレたくないのか?とちょっと考えてみました。やっぱりこれは恥ずかしいからに他ありませんね。とりわけ自分の力ではなかなかどうにもならないコンプレックスは、やっぱり突かれると辛いモノがありますし、気にしている感があれば、やっぱりそっとしておいてもらいたいというのが正直なところです。
中途半端な正義感はいらない
たまに、「こいつ薄毛きにしているのか?よし!ここは一肌脱いで!」と思ったのかどうか分かりませんが、「薄毛なんて気にするなよ!」って感じで接してくる人がいます。本当にたまにですよ。「隠すのがよくない」「おおっぴらにすることでコンプレックスを克服だ!」ってな心理が働いているのか知れませんが、はっきり言って迷惑です。そっとしておいてください。
以前、リリーフランキーさんの本で、「薄毛に悩んでる男性の頭をバリカンで刈り、革ジャンを着せたら性格まで変わった」といった一文を読んだ覚えがあります。僕はこれもアリだと思います。でも、大体の薄毛に悩める男性は、坊主に革ジャンで毎日を過ごせる人はいません。
いや、そういうことでなく「気持ち一つ」ということかもしれませんが、やっぱりコンプレックスはなかなか克服できるものではありません。
同じ薄毛になやむ男性にもバレたくない
同じように、薄毛に悩む男性が隣に座り、話しの流れで薄毛に悩んでいると話しが出ても、僕は被っている帽子をとって「実は僕も」ってカミングアウトできなかった過去があります。今でも「なぜあのときに…!」って悔やまれますが、やっぱり言うのをためらったんですよね。
肩を組んで、「薄毛なんて気にすることないさ」と歌うことができればどれだけよかったか。だけどできない。薄毛というかコンプレックスってそういうものなんですよね。
結局のところ、薄毛は誰にも気づかれたくない。いや、自分ですら気づきたくないものなんです。
それぐらいデリケートなので、性格にもよるでしょうがカミングアウトしていない薄毛の人はそっとしておきましょう。