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薄毛隠しの帽子は絶対脱げない!

脱ぎたいけど脱げない帽子

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薄毛男子の必須アイテムの帽子は諸刃の剣!

薄毛を気にし始めると、好きな髪型にすることが難しくなり、次第に帽子を被る回数が増えてきますよね。

最低限、薄毛を隠せるような髪型は自分の中にあるものの、ワックスなどの整髪料が必要になるので、髪を洗うときの頭皮や髪のストレスを考えるとあまり使いたくないですし。

そうなるとやっぱり帽子の出番になるわけです。僕が薄毛を気にしているときはほぼ毎日被っていました。

だけど、帽子には薄毛を隠せる大きなメリットを相殺してしまうデメリットがありますよね。

そうです。「帽子が脱げない」んです。

根性のかけらもない弱々しい薄毛は簡単に負けます

帽子をかぶると脱げないのは、帽子を被ったときに髪全体を覆うように脱げないように圧力をかけます。ものすごく当たり前なことですが、この圧力に負けて髪がぺったんこになってしまいます

薄毛に見えるのは、なにも髪が抜けて生えてこないということだけでなく、髪が細くなって全体的な密度が少なく見えるのも原因の1つです。

当然、細い髪は簡単に外からの力に負けて、帽子の形にまんまとなじんでしまいます。薄毛ではない人は、多少ボリュームが少なくなる程度でしょうけど、僕たち薄毛男子の髪は全力で負けてしまいます。

ぺったんこになるだけではない!帽子の恐怖はさらに続く!

さらに問題なのは、帽子の中で髪がどんな風に矯正されているかということです。例えば、全ての髪が同じ方向を向いていたとすると、地肌が見える面積は最小限で済みますが、変に分け目や髪の流れに逆らったようなクセがつくと、もう逃げられません。

「今、帽子の中はどんなふうにクセがついているんだろう?」

帽子で薄毛を隠している男性がみんな思うことです。なんらかのタイミングで帽子を脱がないといけないとき、または不慮の事故で帽子が飛んだ場合の被害を最小限に抑えようと内心冷や冷やしています。

薄毛男子が1番脱げない帽子はこれ!

さらに、被る帽子によって被害の甚大さは変わってきます。1番被害が少ないのは「ハット」系です。ふんわりと被ったり、頭頂部を押さえつけることもあまりないので、被る前の髪型をある程度維持できます。

そして1番被害が甚大なのは「ニット帽」です。完全に編み込んだ毛糸などの圧力が頭全体に圧力をかけてくるので、薄毛の細い髪はまったく勝てません。立ち上がることができないんです。

ニット帽を被ると家に帰るまでは2度と脱ぐことができません。薄毛の細い髪達は洗うまで完全にニット帽にひれ伏すのみです。

僕のように乾燥肌で、ニット帽が額とすれてかゆくても脱ぐことはできませんし、暑いからと言って脱ぐなんてもってのほかです。押さえつけられて汗までかいたら帽子の中ではどれだけみっともないことになっているのか…。

想像しただけでもゾッとします。

だけど時々やりたい「薄毛じゃない」アピール!

幸いにも「帽子はオシャレの一部」と認知されるので、どこかにお宅にお邪魔したりするときにも脱がなくても大体大丈夫です。一昔前の人達からすれば「なんて失礼な奴だ!」と言われること間違いナシですが、オシャレなんで大丈夫です。と自分に言い聞かせます。

でも、やっぱり室内で帽子は不自然です。できれば脱ぎたいです。周りだって「脱げばいいのに」と思っているかもしれないと不安にもなります。

さらに「薄毛隠しで帽子被ってるんじゃないのか?」と思われているかもとさらに不安になります。

僕は、そんなときに両手を左右のこめかみあたりから帽子と頭のあいだ入れて少しだけ持ち上げます。気をつけないといけないのは、持ち上げる高さです。完全に脱げてしまわないよう気をつけてください。

これを「僕は薄毛だから帽子をかぶっているんじゃないよ。いつだって脱げるんだよ。」という誰も観ていないかもしれないタイミングでアピールします。

1度やってみてください。気持ちも少し落ち着くし一瞬でも空気が流れ込むので涼しくて気持ちいいですよ。