ミノキシジルの安全性と効果が衝撃的
ミノキシジルの安全性が確認された?
薄毛対策の特効薬として、厚生労働省にその効果が認定されているのは3種類あります。
それは、「ミノキシジル」と「フィナステリド」と「ザガーロ」です。
どの薬ですのである程度の副作用がありますが、その副作用が命に関わるものだとしたら、とても使えたものではないですね。
このサイトでは、過去にも育毛剤の副作用についてご紹介していますが、ドイツの研究グループによる2年間に及ぶ臨床テストの結果が報告されているので、それを元に考えていきましょう。
2年間アンドロゲン性脱毛症にテストした結果は?
今回のテストは、ベルリン医科大学のベラ・カンティ氏らの研究グループによるもので、2つのグループに分けて以下の条件で行われたものです。
- テストは104週にかけて行う
- 24週まではグループ1にミノキシジル、グループ2にはニセの薬を使う
- 残りの80週以降はどちらもミノキシジルを使う
- 使用するミノキシジルは5パーセント
ちなみにアンドロゲン性脱毛症とは、AGAのことです。
安全性が確保されたって言ってるけど…
この実験の結果、刺激性接触皮膚炎が起きる確率は極めて低く、安全性は高いので長期の使用に問題はないとしています。
だけど、ちょっと待ってください。
まさか、2年使い続けて安全性の結果が皮膚炎の有無とはあまりにとお粗末だという他ありません。
そもそも、ミノキシジルは血圧が高い人に処方される降圧剤として処方され、その副作用として発毛効果が認められたという薬です。
ということは、表面的な問題よりと循環器系の副作用の方が心配なんですがそこには触れられていません。
さらに衝撃的な薄毛への効果
実験の結果、グループ1では前頭側頭部の非軟毛数と毛幅が増えましたが、グループ2では効果が確認できず、頭頂部に関しては、グループ1もグループ2も調査開始時と104週目までの間に大きな違いは見られなかったようです。
早い話が、前頭側頭部にミノキシジルで薄毛改善を試みるなら最低1年半、頭頂部では2年使い続けても効果がなかったということになります。
皮膚炎がないから安全ですよ。使い続けられますよと言われてもこれはやる意味があるんでしょうか?
循環器系のリスクもよく分かりませんしね。
とりあえず僕はミノキシジルは使わないで、今まで通りの育毛剤を使っていこうと思います。