お酒は薄毛の原因になる?飲酒と薄毛の関係
大好きなお酒。それが薄毛の原因?
薄毛を気にする僕たちの年代は、やっぱりお酒も生活の一部と言っていいぐらい身近なものですよね。
「昨日飲んだ」「今飲んでる」って人もいると思います。
では、その飲んでいるお酒が薄毛の原因になるよと言われたらどうでしょうか?
飲酒と薄毛の関係について考えていきます。ちなみにここで言う「お酒」は日本酒のことではなく、アルコール類全般のことです。
そもそもお酒は体にいいの?
「酒は百薬の長」などと言いますね。のんべえのお酒を飲む口実としても使われるこの言葉ですが、昔から言われているにはなにか理由があるはずですね。
肝硬変になるかも?
お酒のアルコールの90%は肝臓で分解されます。この分解の際に肝臓の細胞が破壊されるわけなんですが、肝臓の細胞は再生が速く、そっとやちょっとではおかしくなることはありません。
しかし、連日飲み続け(しかも大酒)ると、再生が追いつかず「肝脂肪」「肝炎」「肝硬変」と症状を悪化させるおそれがあります。
血圧にも影響が
お酒のアルコールには、一時血圧を下げる効果がありますが、飲み続けることでかえって高血圧症の下地になります。
また心臓にも負担がかかり、心筋症の原因にもなります。
この他にも、消化器官や脳にもダメージがあります。
お酒を飲むメリット
ずいぶん悪いことばかり書きましたが、これは飲み過ぎることによって起こる問題です。
お酒は適度に摂取することで、善玉コレステロールを増やし、血液が血管の中でつまりにくくする効果があり、心筋梗塞などにも効果があります。
「酒は百薬の長」はまんざらウソというワケではないようですね。
薄毛にはお酒の糖質が一番問題
薄毛にはこのアルコールがどう作用するかというと、直接的な問題ではなく「糖質」が問題になります。
よく、お酒は「肥満」や「糖尿病」の原因になると言われていますが、お酒の原料であるお米、麦などの糖質が高いことが原因です。
糖は、血液をドロドロにし、血流を悪くします。そうすると、必要な酸素や栄養素が体に行き渡りにくくなります。いわゆる血行不良というやつですね。
薄毛の原因の1つに、この血行不良があります。髪だって細胞によってできてますから、酸素不足、栄養不足によって細胞を作る働きが弱まり、薄毛の原因になるということです。
また、アルコールを分解するためにはアミノ酸が使用されます。髪の主成分はほぼアミノ酸ですので、髪を作るための原料が不足する原因にもなります。
しかし、先にも書きました通り、適度にお酒を楽しむ程度なら問題ありません。
なんでも「過ぎる」は薄毛にはよくないということですね。