円形脱毛症は完治する?円形脱毛症は病院で診てもらいましょう
円形脱毛症は間違いなく「病気」
円形脱毛症は、見えやすい前頭部や頭頂部だけでなく、後頭部や側頭部にも起こりやすい脱毛の症状です。
症状がひどい方は、頭全体に円形脱毛症を発症してしまうケースもあります。
このサイトでは、AGAなど基本的に「自分で薄毛対策できる」男性型の脱毛症を中心に紹介していますが、円形脱毛症は異質なものです。これは本当に病気の部類に入るからです。
この「病気の部類に入る」という判断は、単純に病院で診察してもらい、薬を処方してもらっても「保険対象」とされるので、3割負担で済むからという理由です。
円形脱毛症の原因
円形脱毛症の原因は、昔からストレスとされていますが、生まれたばかりの赤ちゃんも発症するケースもあり、一概にストレスとは言えません。
現在、医学的に分かっているのは体内の免疫機能が誤って自分自身を攻撃してしまう「自己免疫疾患」だということです。
あまり詳しいことは専門的すぎるので置いておきますが、ストレスやウイルス感染などは円形脱毛症を引き起こす原因の1つであってそれが全てではありません。円形脱毛症と繋がりがあるとされるのが「アレルギー疾患」です。
円形脱毛症に悩む人の40%はアトピー皮膚炎
円形脱毛症とアレルギー疾患の関係ですが、具体的なアレルギー疾患とは「アトピー性皮膚炎」になりうる体質だということです。これは遺伝による要素も多く影響します。
僕自身子どもの頃からアトピーに悩まされていますが、ストレスが溜まるとアトピーがひどくなったような気がしないこともないですし、実際、ストレスとアトピー性皮膚炎が密接な関係にあるということも周知のことですので、円形脱毛症の原因がストレスという定説も納得できる点もありますね。
円形脱毛症は病院で診察してもらいましょう
円形脱毛症は、先にも書きましたが病院で診察してもらうことができます。別の病気が原因で脱毛症状を引き起こすケースもあるので、まずはその見極めが重要です。
アトピー性皮膚炎の治療と同じで、「ステロイド剤」を処方されるケースがありますが、これはある程度上手に使わないとかえって皮膚を弱くする原因になるので、僕なら2〜3日程度、うす〜く使ってあとは使わないです。
それよりも重要なのは「食事」です。
アトピー性皮膚炎は食事の影響が大きい
僕の経験から分かったことなんですが、アトピー性皮膚炎は食べ物の影響を大きくうけます。僕の場合、砂糖を多く含む甘い物や添加物を多く含む食べ物を2日続けて食べると、指に湿疹が出ます。
しかし、これらを控えると2日程度で治ります。体が余計な物を取り込むなとサインを出しているんですね。
あなたの食事はどうでしょうか?甘い物をたくさん食べていなくても、お米や麺などが好きな場合は要注意です。全て糖に変わります。
なんだか話しが逸れてしまったように思われるかもしれませんが、まずは体質を改善することが大事です。
遠回りが円形脱毛症を完治させるポイント
実のところ、医学の世界では円形脱毛症を完治する方法は見つかっていません。正確には「科学的に円形脱毛症を完治させる方法はない」と言ってもいいでしょう。
とはいえ治らないということもありません。ストレスが起因する円形脱毛症は半年程度で治るというデータもあります。また、ストレスが円形脱毛症の原因ということが定説であるように、円形脱毛症は治るというのも定説です。
再発のおそれはあるけれど、とりあえず治るよ。といった感じですね。
ここでいう「完治」とは再発させない体質を維持することを言います。それはアトピー性皮膚炎を発症させない生活習慣を維持すること。適度な運動や規則正しい生活もそうですが、なによりも食生活です。
栄養のバランスを考え、甘い物、添加物は控える。一切口にしないのが理想ですが、それ自体が生活に支障をきたしたり、ストレスになることもあるのでバランス良く食べるようにしましょう。
僕の場合、お米は月に1度食べるかどうか。甘い物はフルーツ以外一切食べません。そしてそんな食生活を始めてからは、アトピー性皮膚炎は一度も発症していません。
自然と円形脱毛症になりにくい体質になるということです。遠回りなようでこれが一番の近道です。なにより今すぐ始められるのがいいですね。レシピに困ったら、「低糖質レシピ」などで検索するとたくさんでてきますよ。